筋肉を落とさず内臓脂肪を減らす
肥満の解消・治療の為には、自分の日常生活を客観的に見直すところから始める必要があります。メモを取って記録するのも見つめ直す良い方法でしょう。肥満の治療に減量はつきものですが、誤ったダイエットをすると、内臓脂肪ではなく、体内の筋肉や水分が落ちてしまいます。
筋肉は体の重要な熱発生器官であり、筋肉中のブドウ糖を燃焼させてエネルギーを生み出します。この筋肉が減少すれば、当然エネルギーの消費量は落ちます。また、筋肉を落とし、食事を少なくすると、確実にエネルギー代謝が低下し、体で燃焼しにくくなります。つまり、ダイエットとは逆の痩せにくい体を作る事に寄与することになるのです。
落とすのは筋肉ではなく、生活習慣病の温床である内臓脂肪です。それにはまず、医師の診察はもちろんですが、自分を振り返り、今までの悪しき生活習慣を意識的に変える必要があります。4章の予防と改善で述べた「1無2小3多」を思い出して下さい。