内臓脂肪と分泌ホルモンレプチンの働き
そもそも内臓脂肪とはどの様な働きをしているのでしょう。皮下脂肪は、長期にエネルギーを貯めこみ、飢餓や寒さに備えたり衝撃を和らげたりする働きがあります。内臓脂肪はこれまでは、エネルギー貯蔵庫と考えられてきましたが、実はもっと流動的で、常時脂肪を出し入れしたり、脂肪細胞自体が活発に代謝・分泌活動を行うことが近年分かってきました。
その1つが、レプチンというたんぱく質の分泌です。レプチンはホルモンの一種で、内臓脂肪が脂肪を取り込んだ時に分泌されます。このレプチンを脳がキャッチして始めてエネルギーが入ったことを知り、交感神経を緊張させ、摂食中枢を抑制して食べるのをやめます。
レプチンは十分食べたことを脳に知らせ、食欲を抑える作用に関わっています。異常があったり内臓脂肪が太りすぎるとどうなるでしょうか。脂肪細胞の活性が悪くなり、レプチンの分泌が低下します。つまり、太れば太る程、食欲にブレーキがかからないという悪循環にはまるのです。