皮下脂肪型肥満と内臓脂肪型肥満(洋ナシ型とリンゴ型)
肥満は体脂肪の分布状態によって二つに分けることができます。この方法は1956年にフランスのバーグにより発表され、その後アメリカのキセバーによって見直されたもので、内蔵脂肪型肥満と皮下脂肪型肥満に分けられます。
前者を「リンゴ型」後者を「洋ナシ型」とも呼びます。リンゴ型は、体脂肪がお腹の部分を中心に上半身に多く分布しており、女性より男性に多い肥満タイプです。一方洋ナシ型は、体脂肪が下半身を中心に多く分布し、女性に多い肥満タイプです。、この洋ナシ型はリンゴ型に比べ、体脂肪率が著しく増加しない限り病気発生率やそれに伴う死亡率は低いことが判明しました。
実はリンゴ型こそ、各種の疾病を引き起こし、しいては死を導く内臓脂肪型肥満であることを認識しましょう。診断は家でも簡単にできます。まず、体を仰向けに横たえます。足を立て、リラックスした体勢でへそのあたりをつまんでみます。沢山つまめたら、それは皮下脂肪型肥満と考えます。反対につまめる箇所が少なければ、より危険な内臓脂肪型肥満と自覚せざるをえません。